大手サービス

事業ポートフォリオ転換に伴う人材ポートフォリオ策定支援

  • 大手サービス企業において、収益性が低下した個人・店舗型から法人・EC型サービスへの転換を目指した人材ポートフォリオ策定を支援
  • 新規事業に必要なスキルを明確化し、評価や配置制度も整備
  • 大手サービス企業において、グループ全体での事業構造の転換を図るための人材ポートフォリオ策定を支援しました。同企業は、従来の個人向け・店舗販売型のサービスが市場競争激化や消費行動の変化により収益性が著しく低下していました。この課題を解決するため、成長性が見込まれる法人向け・EC販売型のサービスへと事業の主軸を転換することが急務となっていました。
  • しかし、従来型の店舗販売モデルは労働集約型であり、多くの人員が従来業務に固定され、新規事業や成長分野へ迅速に対応できない状況でした。このため、単純な人員削減ではなく、既存の社員が新たな事業領域で活躍できるよう、戦略的な人材シフトとリスキリングを推進することが求められていました。
  • まず事業ポートフォリオ転換に必要な新たな人材要件を明確化するため、法人向け・EC事業で求められる具体的なスキル・ロールを定義しました。その上で、既存人材のスキルや適性についてアセスメントを実施し、現在の人材資産の実態を把握しました。
  • これらをもとに、具体的な人材シフト計画を策定しました。さらに、人材シフトを促進するための評価・処遇制度の見直しや、社内異動を支援する仕組みもあわせて整備しました。