大手物流・金融

新規事業創出力強化に向けたDX人材育成支援

  • 大手物流・金融グループのDX推進に向け、「新規事業立案」をテーマとした集中ワークショップを開催
  • 顧客起点の発想を軸に、デザイン思考やリーンスタートアップなどの手法を活用し、新規事業を具体的に構築するプロセスを実践
  • 大手物流・金融グループでは、DX人材の育成およびグループ全体での新規事業創出力強化を目指し、「新規事業立案」をテーマとしたワークショップを開催しました。グループ全体のデジタル変革を推進していく中で、社員が主体的に新たな事業アイデアを創出し、実行につなげていく力を養うことが急務でした。
  • この課題解決を目的に、数日間にわたる集中ワークショップを企画・実施しました。ワークショップでは、従来の業務改善にとどまらず、より本質的な「顧客起点」の発想を重視した新規事業立案力の向上を図りました。具体的には、参加者に対し、顧客の潜在的なニーズや課題を深く理解することを求め、それを基に新たな事業アイデアを構築するプロセスを体験してもらいました。
  • ワークショップで使用した主な手法としては、顧客視点を重視した新規ビジネスアイデア創出法である「デザイン思考」や「顧客起点の事業設計方法」、さらには新規事業立案のフレームワークとして「リーンスタートアップ」や「バリュープロポジションキャンバス」などを導入しました。
  • また、参加者はチームに分かれ、具体的な新規事業プランを立案し、顧客価値やビジネスモデルの有効性を仮説検証するプロセスを繰り返しました。このプロセスにより、単なるアイデア創出にとどまらず、迅速に試行錯誤しながら仮説をブラッシュアップしていく実践的な経験を提供しました。
  • さらに、策定した新規事業計画をプレゼンテーションする機会を設け、経営陣からのフィードバックを得ることで、実現可能性や市場性を評価・改善するサイクルを繰り返しました。