大手素材

対等合併に伴う人事制度統合・浸透支援

  • 大手素材企業同士の対等合併に際し、異なる人事哲学・カルチャーを調整し、新たな人事制度を共創
  • 合宿形式の議論を通じて評価・等級制度、労働条件、福利厚生を再構築し、公平性・透明性を確保
  • 大手素材製造企業同士の対等合併にあたり、両社間の人事制度統合を全面的に支援しました。この合併は、規模・歴史ともに業界を代表する2つの企業が一体化するものであり、人事制度、労働条件、福利厚生制度、再雇用制度など、人事領域の幅広い制度を融合・再構築する必要がありました。
  • しかし、合併にあたっては、両社がそれぞれ培ってきた異なる人事哲学や組織カルチャーが存在していました。一方の企業は年功序列や安定性を重視した人事制度を採用し、もう一方の企業は能力主義や成果主義を重視した人事制度を展開していました。これら異なる哲学やカルチャーを調整し、一体的な新しい人事制度を構築することが大きな課題でした。
  • この課題に取り組むため、両社の主要メンバーを巻き込んだ複数回にわたる合宿形式のディスカッションを開催しました。侃々諤々とした議論を通じて、両社が持つ制度やカルチャーの特徴を深く理解し、双方が納得できる新たな人事哲学や制度方針を共創しました。
  • 具体的には、新しい評価制度や等級制度を導入し、公平かつ透明性の高い仕組みを構築しました。また、労働条件や福利厚生制度についても、双方の良さを生かしつつ一体化し、従業員の働きやすさや満足度を高める仕組みを実現しました。
  • さらに、新たに策定した人事制度を全従業員に浸透させるため、説明会や研修を丁寧に実施しました。従業員からの意見や質問に対して真摯に対応することで、新しい制度に対する理解や納得感を醸成しました。