大手製薬

全社DX人材戦略・育成支援

  • DX専門部門と関連部門の人材ポートフォリオを策定
  • ビジネス型デジタル人材とIT人材を明確に分類・定義し、必要なスキルを具体化
  • 高度人材向けにジョブ型人事制度のエキスパート職登用制度を構築し、人材配置を最適化
  • 大手製薬企業において、R&Dをはじめとする各部門のデジタル変革(DX)推進を効果的に支援するため、DX専門部門内および関連する部門の人材ポートフォリオ策定を支援しました。
  • 同企業では、研究開発の高度化や迅速化を目指してDXの活用を推進していましたが、その推進力となる人材が明確に定義されていないことが課題となっていました。当社はまず、DX推進を支える人材を具体的に分類し、それぞれの役割や求められるスキルを詳細に明確化しました。
  • 具体的には、市場や顧客ニーズを的確に捉え、新規デジタルビジネスの企画・推進を担う「ビジネス寄りのデジタル人材」と、社内の基幹システムやインフラを構築・保守・運用し、安定稼働を実現する「IT人材」の2つのカテゴリーに分類しました。さらに、各カテゴリーの人材が具体的に保有すべきスキル、コンピテンシー、経験などを体系的に整理し、DX推進に不可欠な人材像を明確にしました。
  • 次に、DX推進において特に重要な役割を担うハイレベル人材については、能力や専門性をより明確に評価し報いることができるよう、ジョブ型人事制度のエキスパート職に登用する仕組みを構築しました。これにより、高度な専門性を有する人材のモチベーションを高めると同時に、組織におけるキャリアの明確化と優秀人材の定着を促進しました。