多様な人材を活かすグローバル人材ビジョン策定
- グローバル展開する大手製薬企業において、多様な人材が成長できる組織・人材ビジョンを策定
- 課題や期待を明確化し、各地域との対話を重ね、文化や意識の差異を調整しつつビジョンを具体化

- 大手製薬企業において、グローバル展開が進む中、多様な人材がそれぞれの強みを発揮し、持続的に成長できる魅力ある企業を目指して、組織・人材ビジョンの策定を支援しました。
- 当企業は世界各地に拠点を持ち、国籍や文化的背景、専門性が異なる多様な人材が活躍していました。一方で、こうした多様性を活かしつつ、全社的に一体感を持ち、人を惹きつける共通のビジョンや方向性が不足していることが課題でした。
- そこで、社員が現在感じている組織の魅力や課題、将来求める姿などを幅広く収集・分析しました。同時に、企業が掲げる中長期的な戦略や目標に照らし合わせ、どのような組織文化や人材像が必要かを明確化しました。
- 次に、この分析結果を基に、グローバル各地域の拠点や事業部門と継続的にディスカッションを行い、地域特性や現場の実態を踏まえながらビジョンの具体的な内容を言語化しました。特に、異なる文化や環境下での意識や期待のギャップを丁寧に調整し、全体の合意形成を進めました。
- 最終的に、企業全体として共有できる統一感のある組織・人材ビジョンを策定し、グローバル規模でのコミュニケーションプランを構築しました。