経済損失9兆円!?仕事と介護を両立するビジネスケアラーを会社はどう支えるか

いつもは人材マネジメントの変革テーマをお届けしていますが、今回は「介護×働き方」のリアルな課題にフォーカスします。

日本はもちろん、グローバルでも働く世代が家族の介護を担うケースが急増中です。仕事もキャリアもあきらめずに介護を続ける人たちを、欧米では 「Working Carers」、日本では 「ビジネスケアラー」 と呼びます。

経産省の推計では、このビジネスケアラーは2030年に 約318万人、転職市場のメインプレイヤーであるミドル・シニア層の大半が当事者になる計算です。

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※「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」より引用)

そこで本稿では、

  1. 介護と仕事の両立で何が起きるのか
  2. 海外・国内の先進企業やスタートアップは何をしているのか
  3. 企業が着手すべき 7 つのステップ

という3章立てで、少しビジネス寄りに整理しました。
最後までお付き合いいただければ幸いです。