人は変わりたくないようにできている。
日本の「学習する人」の割合は35%程度?
「会社として全社的にリスキリング・アップスキリングを進めているんだけど、なかなか進まないんだよね」という話はよく聞かれます。
危機意識を持たれている方や、環境変化に自らアンテナを張って自律的に学習できる方って、そうは多くありません。
OECDの統計データによると、仕事に関連した研修・訓練に参加している日本人は35%程度で、グローバルでも40%だとか。
「人は損失を利益の2倍程度の重みで評価する」とされるように、新しいスキルや働き方を学ぶメリットよりも、「失敗や時間の無駄があったらどうしよう……」となるのは、人間の脳の仕組みによるもののようです。
改めて、上記のような前提に立った時に、このAI時代において二極化していく可能性のある環境を会社としてどう生き残っていくか、考察しました。